メンタルヘルス 適応障害

人を頼ることは悪いことではない。

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色んな事情があって、お家でお休み中の方へ。

 

 

わたしも適応障害と診断されてから休職し復職した経験があります。

 

 

辞めたらお金が無くなるとか、どうやって生きていったらいいのかわからない

 

 

でもこの先まだ頑張り続けられる自身も気力もない。

 

 

当時の私はそんな状況でした。

 

 

恐怖に支配され、身動きが取れずに辛い。苦しい。孤独。

 

 

 

そんな中、仕事を退職するという決断をしました。

仕事も、お金も、関わる人も、多くを失いました。

 

 

 

それから一年半。

 

 

 

まだ世間一般にいう、自立した立派な大人ではありません。

 

 

でも、心の底から辞めて良かったと思っています。

 

 

理由は今、幸せだからです。

家族やパートナーに支えられながら、自分のやりたいことに向けて試行錯誤している毎日です。

 

常識的な人からしたら、親や彼氏に甘えて何を言ってるんだと思われるかもしれません。

 

 

でも、私の周りにいる私が大切にしたい人たちは、私の健康を第一に思ってくれます。

今、私の周りにはそういう人たちしかいません。

 

私のパートナーはこう言いました。

 

 

「頼って何が悪いの?仕事をしていることがそんなに偉いの?それは健康よりも大切なことなの?」

 

 

 

「辞めたら本当に生きていけないと思うの?」

 

 

 

実際、辞めてから1年半ですが、私は生きています。

 

食事も家賃や光熱費も自分以外の誰かに負担してもらえば、全然生きられます。それだけのことです。

国の補助制度だってあります。

 

 

 

長い間、決心がつかないのは、きっと考え方の問題ではないでしょうか。

 

本当は心の奥底で、

自分で稼いで生活できない人のことを下にみていませんでしたか?

自分はこんな人間じゃない、そう思いたいのではないでしょうか。

 

 

 

でも、よく考えてみてください。

 

 

 

頼るのは本当に恥ずかしいことだと思いますか?

 

 

あなたは大切な友達がひどく苦しんでいるときに、それでも人に頼ることは恥ずかしいからやめとけと言いますか?

 

 

いつからそんな冷たい人間になったのでしょうか。

 

 

 

 

私の母は、私が仕事で職場の人に迷惑がかかることを心配したときにこう言いました。

 

 

「みんなお互い様。同じように困っている人が現れた時に、今度は自分が助けてあげたらいい。」

 

 

 

いつでも完璧で、自分の力だけで生きていける人なんていません。

 

きっとみんな、誰かの助けがあって生きています。

 

一人で頑張りすぎないで。

 

 

頼ってください。

 

 

そして助けてくれたら感謝をを伝え、絶対に元気になる!そう腹をくくってください。

 

もちろん、いつまでも頼りっぱなしではいけませんよね。

 

 

まずは元気になること。元気になったら自分ができることから始めること。

 

今は何もできないかもしれないけど、「いつか絶対に恩返しする!」その気持ちが今の私のモチベーションになっています。

 

 

辛く、苦しい時に私を助けてくれた人たちが喜ぶことをしたい。

 

 

それでいい。

 

 

私はそうしようと決めてからきっと、以前より人にもやさしくできるような気がしています。

 

 

自分に優しくできなきゃ、人に優しくするなんてできません。

 

 

 

勇気をもって人に頼ってみて下さい。

 

 

そしていつか、あなたが人から頼られる人になってください。

 

 

 

偉そうなことをいっている、私もまだまだこれからです。

今はただ、元気になってほしい。その気持ちだけで書いています。

 

 

一緒に頑張りましょう。

 

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ぶるーみんご

適応障害で退職したアラサー女子。現在はフリーランスに転身。 同い年で幼馴染の彼と同棲中。 趣味はYouTube鑑賞、料理、読書、映画、たまに彼とゲーム。 可愛い雑貨、便利な家電やグッズ、美味しいものが好き。

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